①主訴
40代女性。
膝の痛みと関節が不安定で外れそうな感覚があるとのこと。
3年ほど前に重たい荷物を持った際に膝を痛めて以来、
慢性的な膝の痛みが続いていました。
膝の内側の痛み、関節の不安定感、水が溜まるなどの症状を繰り返していたそうです。
接骨院に通い電気治療や手技療法を受けていましたが、大きな改善はありませんでした。
1週間前、膝が曲がらなくなり整形外科を受診。
膝の水を抜く処置を受け、膝の曲げ伸ばしはしやすくなったものの
「膝の不安定感が強くなり外れそうな感覚」
が強くなり、不安を感じて来院されました。
学生時代からバスケットボールをしており、膝の痛みを経験することはあったものの
「ここまでの痛みは初めて」とのことでした。
②問診・検査
膝の状態を確認したところ
熱感や腫脹など炎症の所見は見られませんでしたが、
・膝蓋骨の可動性低下
・大腿四頭筋全体の強い筋緊張
・内側広筋にトリガーポイント(膝痛の再現)
を確認しました。
③治療方針
今回の症例では
・膝蓋骨周辺組織の滑走性を改善
・大腿四頭筋の筋緊張改善(内側広筋TPの治療)
を主な目的として治療を行いました。
具体的には
① 膝蓋骨周囲
→膝蓋骨周囲の軟部組織へ施術を行い、膝蓋骨の可動域改善を図りました。
② 大腿四頭筋
→特に内側広筋のトリガーポイントを中心に施術を行いました。
また、膝関節の安定性を回復させるため
大腿四頭筋のトレーニングも併用しました。

④治療の経過
1回目
痛み:10 → 8
まだ痛むがなんとなく歩きやすい。
3回目
痛み:8 → 5
膝の内側の痛みが軽減。
不安定感はやや残る。
このタイミングで
大腿四頭筋のトレーニングを開始。
5回目
痛み:5 → 0
膝の痛み、不安定感ともに消失しました。
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⑤まとめ
膝の痛みというと骨の変形や靭帯
などの問題が注目されがちですが、
実際には筋肉の問題(トリガーポイント)
が原因となっているケースも少なくありません。
今回の症例では膝蓋骨周辺組織の滑走性低下と 大腿四頭筋の過緊張
が膝の痛みと不安定感に大きく関係していました。
同じように
• 膝の内側の痛み
• 膝が外れそうな感覚
• 膝に水が溜まりやすい
といった症状がある場合、筋肉の状態を評価することで改善につながる可能性があります。
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