主訴
肘の痛み(上腕骨外側上顆炎)
問診・検査
2週間前に重たい物を持ったことをきっかけに発症。
しばらく様子を見ていたものの痛みは引かず、ゴルフコンペ参加後さらに悪化。
現在は
・クラブを握ると痛い
・字を書くときも痛い
・重たいものを持てなくなった
という状態でご来院されました。
「明日もゴルフの予定があるので、少しでも痛みが軽くなれば….」とのご希望でした。
視診では明らかな腫脹や発赤は認められず、熱感もありませんでした。
触診では
・短橈側手根伸筋付着部
・総指伸筋付着部
・それぞれの筋腹
圧痛と認知覚を確認。
筋・筋膜由来のトリガーポイントが
痛みの原因であると判断しました。
トリガーポイントとは、
筋肉の中にできる“痛みの引き金”となる硬結(コリ)のことです。
押すとその場だけでなく、離れた場所にまで痛みや
不快感を飛ばす(関連痛)という特徴があります。
当院の考察
いわゆる「テニス肘」や「上腕骨外側上顆炎」と呼ばれる症状は
前腕の筋肉に形成されたトリガーポイント(痛みの引き金)が活性化し、
付着部に持続的なストレスがかかることで痛みが出現しているケースが多くみられます。
今回は
・短橈側手根伸筋
・総指伸筋
のトリガーポイントが主な原因と判断し、
これらに対してのアプローチを行いました。

治療方針
痛みの出ている「肘」だけでなく、
原因となっている前腕の筋・筋膜に対し鍼治療を実施。
必要以上に刺激の刺激は加えず、
トリガーポイント局所への集中的な治療を行いました。
また、ゴルフを継続しながら改善を目指すため、
フォームや負荷のかけ方についても簡単なアドバイスを行いました。
治療の経過
1回目:痛み 10 → 5
なんとかゴルフができる状態まで改善。ただしプレー後は痛みがやや再燃する。
2回目:5 → 3
ゴルフ後の痛みが軽減。
3回目:3 → 0
日常生活・ゴルフともに支障なし。肘の痛みは消失。
まとめ
「ゴルフ肘またはテニス肘」や「上腕骨外(内)側上顆炎」と診断され
湿布や痛み止めで様子を見ているものの、
なかなか改善しないケースは少なくありません。
短橈側手根伸筋と総指伸筋は、手関節の背屈動作で共同して働きます。
肘に痛みが出ていても、
原因が肘そのものではなく、周辺の筋に形成されたトリガーポイントが
悪さをしている場合も多くみられます。
早く治したい場合ほど、
“痛みの出ている場所”ではなく
“痛みの引き金となっている場所”へのアプローチが重要になります。
日野市・日野駅周辺で肘の痛みでお悩みの方は、
どうぞ一度ご相談ください。
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